この絵本の内容紹介あらすじ

ねむいねむいねずみが、ゴロゴロと雷が鳴る雨のなかを旅しています。

ねずみはあまやどりのために、かべの穴へともぐりこみました。「どこまで続いているんだろう?」どんどん奥へと進んでいきます。

穴から出たそこは、どこかの家のなかでした。耳をすましましたが、だれもいないようです。ねずみはろうそくに火をつけて服をかわかしたり、ねずみとりに仕掛けられたチーズを食べようとしたり・・・・・・。そんなことをしている間に、なんだか眠くなってきました。床におちていたふわふわの手袋にもぐりこみ、ちょっとひと眠り。おかあさんの夢を見て、なんだかいい心地・・・・・・。そのとき、「バリバリバリ ダダーン!」雷がすごい音を立てて近くに落ちました。おどろいて勢いよく飛び起きましたが、ねずみはまだねぼけています。「わっ、ここはどこだ、目が見えない!」あわてているうちに、ガタッと何かにぶつかって……。