この絵本の内容紹介あらすじ

ある日、カエルのフレディが住む池のほとりにピクニックにやってきた三人連れの家族。フレディはその中の小さな男の子が持っている赤い風船が気になってしかたがありません。木に結びつけられた風船をこっそりさわっていると……何と結び目がほどけた風船はフレディをぶらさげたまま、空高くまいあがってしまったのです。風船は風に流され、森をこえ、とてつもなく大きな水たまりの上へと運ばれてきました。フレディはその上に思い切って飛びおりましたが、その水の何と塩からいこと。そう、そこに海だったのです。はじめての海でフレディが出会う不思議な生き物たち―タコやカニ、クラゲやイソギンチャク。好奇心いっぱいのフレディとさまざまな生き物との会話は、私たちに自然の神秘を教えてくれます。

本書は「カエルのフレディ」シリーズの一冊として、『カエルのフレディ 空を飛ぶ』と同時に刊行する、子どもから大人まで楽しめる傑作絵本です。