この絵本の内容紹介
ねむいねむいねずみが、おそろしく荒れ果てた森を旅しています。
おなかがすいてすいて、いまにも倒れそう。食べ物を探しながら歩いていると、美味しそうな木の実を見つけました。なんとか木によじ登って取ろうとしますが、やっと手が届いたその途端、木の実はポロリと落ちてしまいました。あわてて降りるも、すでに木の実はありません。どうやらヘビさんに取られてしまったようです。がっかりしながらも、再び食べ物を探しはじめたそのとき、めずらしいきのこが目の前に現れました。「だいじょうぶかな?」そう思いながら、大きな口を開けてかぶりつきました。なんとも不思議な味がしましたが、おなかがペコペコのねずみはむしゃむしゃと食べ続けました。するとねずみの体がだんだんと……!?