この絵本の内容紹介あらすじ

壁の向こうに広がる世界 少女の空想を美しくえがいた絵本

引っ越しをしてきた少女が、あたらしいお家で「おとなりさん」について考えをめぐらせます。そばにいるのに、かすかな声や、足音、パタンと閉まるドアの音がきこえてくるばかりで、なんだかとらえどころがないおとなりさん―—。

わたしの へやの てんじょうは だれかの ゆかだし、わたしの ゆかは だれかの てんじょう。
もし、かべを つきぬけて てを のばせれば、ほんとうに だれかに さわれるかも。
その だれかは、あたらしい おとなりさん!

想像と夢と現実が入り混じった世界が、最初、色彩をおさえて描かれ、少女の世界がひらいていくにつれ、絵もまたあざやかに色づいていきます。

絵本「おとなりの だれかさん」の中面
絵本「おとなりの だれかさん」の中面2
絵本「おとなりの だれかさん」の中面3
絵本「おとなりの だれかさん」の中面4
絵本「おとなりの だれかさん」の中面5
絵本「おとなりの だれかさん」の中面6
絵本「おとなりの だれかさん」の中面7