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絵本
かしこく勇敢なネコが、ご主人の若者を王女さまと結婚させるため、痛快な大かつやくー。なじみぶかいぺローの名作童話が、格調たかくかつダイナミックなイラストで、生き生きとあざやかによみがえる。大人までたのしめる、ハイセンスな絵本。
(1628-1703)フランスの詩人、弁護士。パリのブルジョア家庭に生まれ、ボーヴェ学院在学中から著述活動を始める。アカデミー・フランセーズ会員。同時代の作品とギリシャ・ローマの古典のいずれが優れているかという「新旧論争」の火付け役でもあった。
1939年、アメリカのニューヨーク市生まれ。幼少のころから芸術に対する興味を抱き、クーパー・ユニオンとイェール大学で、舞台デザイン・絵画・彫刻・建築などを学ぶ。その間、フルブライト奨学金でイタリアに留学。大学卒業後、挿絵や広告関係の仕事を経て書物の装幀の世界に入り、数多くの作品を手がける。1990年、シャルル・ペローの古典『ブーツをはいたネコ』(評論社)の挿画でカルデコット・オナー賞を受賞。