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絵本
うつくしい湖のそばに、あたらしいぞうの町をつくることになった。みんなで力をあわせ、いっしょうけんめいはたらいた。げきじょう、がっこう、テニスコートなどがつぎつぎとできてゆく。そして、はれやかな記念式典の日がやってきて…。
1899年にフランスのパリで生まれる。エコール・アルザシェヌで学び、画業に励み個性的な静物画や風景画を描く。息子が病気の時、妻が語って聞かせた象の活躍する物語にヒントを得、息子のアイディアを容れてババールのキャラクターを創造する。「象のババール」(1931年)の始まりである。人間の日常生活を象の生活に当てはめ、ペーソスとユーモアに富み、童心を魅了して世界の人気者となる。彼の死後、息子のローランが跡をつぎ「ババール」の続編を次々と出版する...
(1930.7-2002.5)東京生まれ、東京女子大、学習院大卒。詩集『ことばの国のアリス』他、小説『失われた庭』他、エッセイ『野溝七生子というひと』他など幅広く活躍。また『雪のひとひら』『サーカス物語』『ぞうのババール』『不思議の国のアリス』などのファンタジー、児童文学の名訳者として、澁澤龍彦の最初の夫人であり、谷川雁の晩年のパートナーであった神秘的な女性として広く知られた。
シリーズ絵本