この絵本の内容紹介
村の川はとっても流れが速く、腕利きの大工でも橋をかけられません。大工が困っていると、川の中から鬼があらわれて「おまえの 目ん玉 おれに よこせば、おれが はしを かけて やる。」と言いました。
この絵本の鬼は「目玉をよこせ」と恐ろしいことを言いながらも、なんとも人なつっこいかわいらしい表情をしています。この絵本が、「鬼はこわい」だけでなく、子どもたちが鬼に対して親しみや興味を持ってくれるきっかけになってくれればという思いがこもった1冊です。
一年生の国語の教科書で習う名作昔話を、一年生で習う漢字を使って綴った絵本シリーズ。巻頭巻末に漢字の紹介もしています。