この絵本の内容紹介あらすじ

かんたろうがお母さんに連れられて幼稚園へ向かいます。そのとき、どこからともなく「だしなさいよ…」という声が聞こえてくるのでした。

かんたろうは、自分のお尻からうんこちゃんが顔を出しているのでびっくり!お母さんと急いで幼稚園へと向かいますが、うんこちゃんも「うんこらしょ うんこらしょ」と一生懸命かんたろうのお尻から出ようと頑張っています。

やっとのことで幼稚園に着いたかんたろうですが、トイレはどこも人が入っています。しょうがなく先生用のトイレに駆け込みますが、こちらも空きがありません。

とうとう、かんたろうのお尻からうんこちゃんが「またせたわね」っと言って出てくるのでした。

うんこちゃんは「じゃあ ホラ はやく」と言います。かんたろうが「え?なに??」と首を傾げると「ともだちをしょうかいしなさいよ」と言うのです。

かんたろうが自分のうんこを友達に紹介する人はいないと断りますが、うんこちゃんはお友達のほうへ駆け寄って行ってしまいます。

幼稚園のお友達は大慌て!先生も駆けつけて、誰のうんこなのか訊ねます。かんたろうがお漏らししたことがバレてしまうのでしょうか……。

うんこちゃんは、かんたろうのほうをチラッと見て言います。
「あたしはだれのうんこでもない。ちょっぴりさびしがりやのびじん。それが・・・うんこちゃん!」

「なんかかっこいい!」「うんこのくせになんかかっこいい!」と幼稚園の人気者になりました。お友達は鼻にテッシュを詰めて、うんこちゃんと楽しく遊ぶのでした。

子どものツボと言えば代表的なのは、「うんこ」というフレーズですよね。この魔法の言葉だけで大笑いするお子さんもいるのではないでしょうか。
この絵本もそんな「うんこ」が登場するお話。かんたろうとうんこちゃんのゆるい会話に読み聞かせをしている私たちも笑いがこみ上げてきます。

お子さんと爆笑しながら絵本を楽しんでみてはいかがでしょう。