この絵本の内容紹介
いま日本で養殖される魚は40種。江戸時代、カキやノリから始まった日本の養殖は、昭和に入ってブリを手始めにようやく海の魚に広がった。魚類による密度やえさ効率の違いから、最新の養殖技術、輸送技術まで学ぶ。
目次
わたしたちが食べる魚は、養殖によるものが多い
養殖は、天然ものをカバーしている
養殖のはじまりは、カキやノリから
昭和になって、ようやく海の魚の養殖がはじまった
養殖は、いろいろな施設でおこなわれる
発電所と養殖を組み合わせるユニークな方法
温かい海水を利用して、クルマエビを一年中養殖する
魚によって養殖できる密度がちがう
ヒラメはえさをよく食べ、成長も速い
同じ量のエサを食べても、大きさがちがう
大漁のときの魚の利用
魚は、えさのにおいや色をとりこむ
養殖したら、無毒のフグができるかもしれない
栄養のバランスを考えた、新しいエサもつくられた
養殖で宝石もつくり出している
養殖技術で、成長のよいメスのヒラメだけをつくる
輸送にもさまざまな工夫がされている
養殖には、その地域にあった魚がよい
養殖は、人間による管理がなによりも必要