この絵本の内容紹介あらすじ

海の生物の死亡率が高い卵から稚魚の時期。人間が手をかすことにより、海の幸は一層ふえる。アワビ・ホタテガイ、クルマエビ、マダイ、サケの増殖・放流を例にあげ、海を豊かにするための適正な管理方法をさぐる。

目次

広い海には、さまざまな生物がすんでいる
岩礁地帯には、海そうを中心にした生物社会がある
アワビの卵の生き残りは、ひじょうに少ない
海そうがなくなる「磯焼け」現象
海の砂漠化を防ぐ
砂浜には、いろいろな貝がすんでいる
ホタテガイは、数千万の卵を産む
ホタテガイの生き残る割合を多くする
砂はホタテガイの生活必需品
自然の中で、上手にホタテガイをふやす
クルマエビは、砂にもぐって身を守る
クルマエビは外洋に生まれ、干潟で砂にもぐる生活をはじめる
人間が手をかすと、クルマエビはふえる
標識放流で、魚の生活を知る
マダイの生活がわかれば、ふやす方法もわかる
サケは、不思議な本能をもっている
放流するときは、サケの生態にあわせる
サケは、地球を半周する
自然のしくみや生物の生活を知って、海を豊かにする