この絵本の内容紹介あらすじ

川には、上流・中流・河口のそれぞれに適応した魚がすみ、また湖ごとにも独自の生物社会がある。しかし、水の流れや開発が、魚の生態をおびやかしている。身近な水環境を見直し、淡水魚と共存する道をさぐる。

目次

海と、川や湖とでは水の様子がちがう
淡水にいる魚と海水にいる魚では、体のしくみがちがう
海に行けなかったアユは、体が小さなコアユになる
上流と中流では川の様子がちがい、すむ魚もちがう
川が海に近づくと海水の影響を受け、海の魚もまじる
日本を2つに分けてすみわけるアマゴとヤマメ
フナは環境に合わせて、種類が分かれている
酢のような水にすむ魚もいる
アユのなわばり習性は、氷河期に得たものらしい
湖の生物社会は密接で、まとまっている
大きな琵琶湖には、めずらしい魚がいる
日本人はむかしから、淡水魚と深いかかわりがあった
淡水魚とのかかわりが変わってきた
つりの楽しみのため、ブラックバスを放流した
川の開発は、魚の生活をおびやかす
開発とともに、魚の生活も守る工夫をする
人間は、魚にとって大切な水をよごしている
魚をとりもどす努力が続けられる
人間と生活場所が近い淡水魚は、人間の影響を強く受ける