この絵本の内容紹介あらすじ

日本は植物の生育がよく、競争がはげしい。その中からとくに人間が利用したい木だけを育てるための、採種、育種、下刈り、枝打ち、除・間伐などの技術。さらに、まっすぐな木材をとる技術や、すぐれた集材技術をみる。

目次

私たちの祖先は、身近にある森林を利用していた
スギやヒノキはまっすぐに早く伸びる
すぐれた性質を持つ木を親木にする
精英樹同士が交配して、良い種子ができる
さし木苗は親木のからだの一部から育っていく
厳しい自然に負けないたくましい苗木を育てる
りっぱな森林を育てるための第一歩は、ていねいな植え付け
雑草木にうずもれた苗木は育つことができない
つるに巻きつかれると、幹は太れない
雪の重さでたおれた木を引き起こし、まっすぐに育てる
雑木や形の悪い木を取り除き、健全な森林をつくる
下枝を取って、太さに差のない幹をつくる
計画的に枝打ちをして、節のない柱をつくる
暗い林内は害虫が発生し、養分が流れ去る
生長に応じて、木の数を調節していく
材質を決める年輪幅は間伐で調節していく
森林は木だけが生活する場所ではない
安全に効率よく木材を切り、運ぶ
切ったらすぐ植える、このくり返しで豊かな森林を保つ