この絵本の内容紹介あらすじ

きのこは自然界の物質循環のうえで大きな働きをはたす。有機質を分解し、樹木の生長を助け、樹木を保護する。さらに人間の食用や薬用としても利用され、人工栽培の技術が発達し、農家や林家のくらしを支えている。

目次

きのこから胞子がけむりのようにたなびいていく
胞子から菌糸がのび、きのこの子どもができる
生長したきのこが胞子をつくり、きのこの一生はめぐる
きのこは自然界の有機物を分解して無機物にするそうじ屋
きのこは木材をも分解している
昆虫の死体からきのこが生えてくる
樹木と助け合って生きるきのこがある
きのこが樹木の生長をよくしている
きのこのおかげで湿地にも樹木が育つ
環境条件によって生えるきのこがちがう
きのこにふくまれているうま味成分を利用する
毒きのこの一般的な判別法はない
きのこにふくまれる薬用成分が利用されている
おいしいきのこの栽培方法が工夫された
原木を使わないきのこの「菌床栽培」が開発された
マツタケは林地を手入れし栽培する
きのこが分解する木材の成分は、きのこの種類によってちがう
木材はきのこによって、あますところなく利用できる
きのこの役割を見直して、もっと積極的に利用しよう