この絵本の内容紹介あらすじ

大雨がふれば、洪水と山くずれ。日照りがつづけば水不足。災害が起こりやすい気象、地形、地質の日本で、森林は土砂流出をふせぎ、水を蓄える。そのしくみとは? 防風林、防雪林、海岸林と保安林の役割。

目次

科学技術が発達しても自然災害はなくならない
日本の気象は災害を起こしやすい
複雑な地形や地質が大きな災害を生む
社会の変化も災害の発生に関係がある
むかしから森林が災害を防ぐことは知られていた
森林があると、流れ出る土砂の量が少なくなる
枝や葉はクッションの役目をして、地表を守る
よい森林の土はスポンジのようになっていて、大量の雨をためる
森林の樹木の根は山くずれを防ぐ
森林は大雨による山くずれや土石流を防ぐ効果がある
森林がないと、小さな川も手のつけられない暴れものになることがある
森林は水資源を守り、安定した水量を供給してくれる
むかしから森林は、さまざまな形でくらしを守ってきた
防風林はすぐれた緑のついたてだ
冬の交通網を守る防雪林
美しい海岸林も大切な役目を持っている
海岸林をつくるには、大変な手間と時間がかかる
森林を保護するための保安林制度
人類の未来にとっても森林は重要な意味を持つ