この絵本の内容紹介あらすじ

地球上にはいろいろな森林があり、森林に合った生活がある。大自然の恵み、おそれと愛着、乱伐と森林破壊、緑をとりもどす困難なたたかい、砂漠を森にかえた人々の知恵。世界各国の森林とそのかかわり方に学ぶ。

目次

樹木も草も動物もおたがいが影響しあっている所、森
世界各地の気候ごとにちがった森林があり、その森林ごとに人間の生活がある
シベリアの大森林ではいろいろな動物が生息し、狩猟で生活する人が多い
自分を育ててくれた森林に、深い尊敬と愛着をいだくロシアの人びと
世界中の人びとに使われるアラスカの木材
「黒い森」は緑を取りもどした森の民族ドイツ人のほこり
森へのあこがれとおそれがメルヘンとなり、伝説となって生きている
木かげが好きなパリ市民は、生活の中に森を取り入れいている
自然のままのウィーンの森は、市民と動物たちが奏でる交響曲
ピグミーはあるがままの自然を守り、そのめぐみを受ける森の生活者
熱帯雨林では、木を切り出したあと、同種の木が育つとは限らない
東南アジアでは焼畑農業などで、毎年日本の四国と同じ広さの森林が消えていく
砂漠では人も植物もひたすら水を求めている
森林を破かいして、砂漠に変えてしまうのは、人間のおろかな行為だ
国をあげて緑を取りもどそうと、困難なたたかいに立ち上がった人びと
中国人は民族のエネルギーを結集して「緑の万里の長城」を築いている
砂漠に森を取りもどし、聖地に緑を復元したユダヤ人の意志と努力
半世紀前、このフルンゼが砂漠の町だったなんて信じられるだろうか
人間は、森をおそれ、森とたたかい、調和してきた