この絵本の内容紹介
ピザってどこから伝わった食べもの? イタリア? アメリカ? そのルーツを探ると、イタリアのナポリにたどりつく。小麦、オリーブ、バジル、トマトを育てて、モッツァレラチーズをつくり、薪窯でピザの原点、マルゲリータを焼いてみよう。
ピザは、子どもも大人が好きな料理。でも、そもそもピザとは何かと、改めて聞かれて答えるのは意外と難しくありませんか? この本では、ピザがどんな食べものか、ピザのふるさとであるイタリア・ナポリで生まれた理由、そこから世界に日本にどう広まったか、その歴史的経緯もふまえながら、素材である小麦、トマトなどの育て方、チーズのつくり方なども紹介し、実際に子ども自身でピザをつくってみて、そこから自分と世界とのつながり、日本の農業や食文化などについても関心を持てるようにします。
また、庭先でつくれる石窯のつくり方も紹介。ピザをつくることを通して薪窯づくりや火起こしを「イチから」やってみます。
目次
- ピザと名のつくものはたくさんあるけれど 2
- そもそもピザは、どこの国くにの食べもの? 4
- ピザのはじまりは、どんなパン? 6
- ピザらしさって? ピザの食材は、どこから? 8
- トマトは、イタリアでも新しい野菜!
- ピザを自分たちでつくるには、どうしたらいいか?
- コムギと小麦粉のはなし
- 自分たちで育てられる作物は、どれだろう?
- 塩と酵母とチーズとオリーブオイルのこと
- ピザの生地を発酵させる
- ピザのソースとチーズをつくる
- 生地をピザの形にのばして広げる
- やっぱり真のナポリピッツァは、薪窯で焼かなくちゃ!
- 簡易薪窯で焼くか、フライパンとトースターで焼くか
- ピザをつくって、みえてきたこと
- 「イチからつくる」ということ