この絵本の内容紹介
ダイズ畑に芽がでればハトがきて芽をついばむ。大きくなればハトはこないが、虫が葉を食べる。その虫を食べる虫や鳥もくる。植物をおそう動物、その動物をねらう天敵。自然界の食う・食われるしくみとバランスをやさしく描く。――草木は、生育の途中、つぎつぎに動物におそわれますが、それに耐えようとします。また、おそう動物をねらう天敵もいます。この本では、生物の世界はそうしたしくみによって、バランスがとれていることに気づかせたいのです。登場する動物の名を教えるだけの本ではありません。自然の不思議なかかわりあいを発見していただきたいと思います。