この絵本の内容紹介
電気やガスが整備されていなかった時代、昔の人はどうやってくらし、食事をつくっていたのでしょう。この本では、昭和時代初期の農家の生活を中心に、1年の農作業や行事、食べ物と地域の自然との関わり、料理に使われてきた道具などを紹介します。さらに今と昔の道具を比較し、すり鉢とすりこぎ、おろし器、蒸し器、すしおけについて、その原理、使い方の基本、その道具を使う料理(郷土料理から今どきの料理まで)を取り上げます。実際につくってみることで、昔の生活の中に、SDGsをすすめるための手がかりもあることがわかってきます。
目次
はじめに
いろいろな道具からいろいろな食べものが生まれる
昔の家とそのくらし方を見てみよう
1年間のくらしと食べもの
昔の食事づくりのようす
昔の料理に使われていた道具
くらべてみよう。昔の道具と今の道具
昔の道具で料理をしてみよう
すり鉢 すりこぎ
使ってみよう・ごまをする
いもだんご/冷や汁/とろろ汁/ポテトサラダ
おろし器
使ってみよう・大根をおろす
けんさん焼き/れんこんのすり流し汁/にんじんしりしり/りんごのおろし寒天
蒸し器
使ってみよう・さつまいもを蒸す
豆だんご/かぼちゃおこわ/かるかん/蒸し野菜のサラダ
すしおけ(半切り、はんだい)
使ってみよう・すしめしをつくる
てこねずし/きのこの混ぜごはん/たらいうどん
3ページの「この絵の中にはどんな道具があるでしょう」の答え