この絵本の内容紹介
庭木や野山の木として身近なカエデ(モミジ)。その代表的な種類、四季の姿、発芽と成長、特徴ある葉や花のつくり、紅葉のメカニズム、利用・加工など、木の暮らしぶり、人とのかかわりを描く。
目次
錦あやなす日本のカエデ
名前の由来は、「もみつ かへるで」
河期をのりこえて、仲間をふやした
おなじみの形の葉をもつカエデたち
さまざまな形の葉をもつカエデたち
江戸時代に数多くうまれた栽培品種
カエデの四季と成木に育つまで
春、先がけて いっせいに葉をひらく
花が咲いた! 雌花、雄花 いろいろな性
風にまって運ばれる、翼のついた果実
日かげに強く、成長のチャンスをまつ
それぞれの個性で、すきまをめざす
葉や枝の先、木の上から色づくモミジ
黄色と紅色、どのようにしてあらわれる?
趣旨を発芽させる、苗を育てる
カエデらしく庭木や盆栽を楽しむ
樹液を煮詰めたメープルシロップ
かたく木目が美しいカエデ材
里や森に秋をよぶ竜田姫