この絵本の内容紹介あらすじ

おおばあちゃんの死と向きあう恋ちゃん(小5)の想いをたどりながら、あたたかな看取りの世界を臨場感あふれる写真・文で描く。

琵琶湖の東側に開けた滋賀県東近江市。

その山沿いにある甲津畑という集落に、小学5年の恋ちゃんが大好きなおおばあちゃん、竹子さんと住んでいました。

おおばあちゃんは92歳。

90歳を過ぎても毎日のように畑仕事をしてきたおおばあちゃんも、急にからだが弱くなり、一週間ほど前からはふとんから出られなくなってしまいました。
元気になってほしいと恋ちゃんは毎日おおばあちゃんの手をにぎり、うれしかったこと、悲しかったこと、いろんなことを話しかけました。

もっと、もっといっしょにいたかったけど…。