この絵本の内容紹介
ネアンデルタール人は死者に花を手向けたという。人はいつから花を摘み、花を愛でてきたのか、世界の文化にみる花と人とのかかわり。
目次
1 人はいつから花を摘み、花を愛でてきたのでしょうか
PART(1)…古代文明と花
2 植物を墓に描いた古代エジプトの人びと
3 古代都市バビロンの空にそびえ立った空中庭園
4 花の由来を神話に書いた古代ギリシャ・ローマの人びと
5 樹木と深い関係を築いたヨーロッパ北部の人びと
PART(2)…宗教と花
6 聖書の中に登場する植物
7 白ユリを聖母のシンボルとしたキリスト教文化
8 庭園に楽園のイメージを重ねたイスラム世界の人びと
9 仏教と蓮華の花
PART(3)…ヨーロッパの人びとが描いた花
10 まわりを花で埋めつくした装飾写本
11 花が主役になったネーデルラントの絵画
PART(4)…日本の花文化
12 花に心を寄せ、歌に詠んだ古代の日本の人びと
13 四季折々の花々をていねいに写し取った能総束
14 数多くの植物が図案化された家紋
15 微妙な色合いを花の名で表現する