この絵本の内容紹介あらすじ

正月、七草がゆ、モモや菖蒲・笹の節句、お彼岸やお盆など、冠婚葬祭や行事を通して、古来より花にひかれ、美しさを楽しんできた日本人と花のかかわりの原点を探る。

目次

1 日本人の暮らしと花
2 門松は年神様の通り道(正月)
3 長寿と健康への願いをこめた七草がゆ
4 田の神宿るサクラの花鎮めから花見へ
5 邪気を祓い病気を防ぐモモの花(上巳・桃の節供)
6 死者の霊をよみがえらせる彼岸の花
7 悪霊や病気から身を守るショウブ(端午・菖蒲の節供)
8 タケの生命力は神が宿る証(七夕・竹の節供)
9 盆花は先祖の霊が座る場所(盂蘭盆会)
10 中国に憧れキクを愛した平安貴族(重陽・菊の節供)
11 農作業の適期を教えてくれた花
12 結婚式にふさわしい花、ふさわしくない花
13 心に浮かぶ秋の野の風景(秋の七草)
14 死・葬儀と花
15 日本古来の花の文化から、新しい花の文化が生まれる