この絵本の内容紹介あらすじ

声の小さい高橋さんと、お調子者の中田くん。ちいさな心いっぱいに抱えた悩み。クラスの中では見えてこない気持ちがわかりあえたとき、ふたりはいっしょにぶらんこにのって、“うちゅう”へ行った。

自分の気持ちを大きな声で表現できない子、いつも快活で悩みとは無縁に見える子。どんな子でも、胸の内にいろんな思いを抱えて生きています。ふとしたきっかけで、友だちのふだん見せない一面に触れたとき、自分なりにできる精一杯の気持ちで何かしてあげたくなる瞬間の、あたたかい思いやりの気持ちが描かれた作品です。

絵本「中田くん、うちゅうまで行こ!」の一コマ
絵本「中田くん、うちゅうまで行こ!」の一コマ2