この絵本の内容紹介あらすじ

韓国の国民的詩人クォン・ジョンセンが小学生のとき書いた詩にキム・ファンヨンが絵をつけた。「戦争と空腹に苦しみながら死んでいったすべての子どもたちに捧げます」という献辞を寄せている。兄ちゃんが穴をほり、ぼくが種をまき、母さんが土をかぶせて植えたとうきび。ぼくの背丈ほどになったある日、戦火が村を襲い、家族は見知らぬ土地へ逃れた。父さん、母さんはふるさとを思い、ぼくはそのままにしてきたとうきび畑を思う。

絵本「とうきび」の一コマ
絵本「とうきび」の一コマ2