この絵本の内容紹介あらすじ

春姫は43歳。でも赤ん坊のようにおむつをつけて横たわり、おかあさんにお世話してもらって暮らしています。徴用されたお父さんを探すため、朝鮮から広島にやってきたお母さんのおなかの中で、原爆の放射能を浴びたのです。戦争が終わって春に生まれた赤ちゃんは春姫(チュニィ)と名付けられますが、放射能の影響で大きくなりません。そんな悲しい物語を3年生の女の子、由美ちゃんの目をとおして描きます。

絵本「春姫という名前の赤ちゃん」の一コマ
絵本「春姫という名前の赤ちゃん」の一コマ2