この絵本の内容紹介あらすじ

1937年、日本軍が迫る南京の秦淮河のほとりに住む少女の家に、京劇の花形役者がやってくる。シャオおじさんというその役者の発声練習を、たくさんの人たちが河の向こうで聞いていた。切符をもらった少女は、おばあちゃんとおじさんと三人で初めて京劇を見に行くが、次の公演は中止になる。ヨウおじさんは、侵略軍のためにはやらないという。そして、少女にきれいな髪飾りを渡して去っていく。その後、南京の町には日本軍の空襲が始まり……。

絵本「京劇がきえた日」の一コマ
絵本「京劇がきえた日」の一コマ2
絵本「京劇がきえた日」の一コマ3