文:灰谷 健次郎(はいたに けんじろう)
児童文学者、詩人。神戸市生れ。大阪学芸大卒。小学校教師時代、児童詩誌《きりん》編集のかたわら詩や小説を書く。17年間の教師生活を経て《兎の眼》(1974年)を発表、あるべき教育・教師像を追求して反響を呼び、日本児童文学者協会新人賞受賞。《太陽の子》(1978年)とともに、1979年第1回路傍の石文学賞受賞。他に、少年の成長を描く長編小説《天の瞳》、絵本《ろくべえまってろよ》、児童詩を扱った《せんせいけらいになれ》などがある。2006年1...
続きを読む・作品一覧を見る絵:村上 康成(むらかみ やすなり)
1955年岐阜県生まれ。創作絵本をはじめ、イラストレーション、エッセイ、タブロー、オリジナルグッズ等、独自の世界を幅広く展開し、年齢を超えて多くの人々に親しまれている。大好きな自然に身をおくことを、こよなく愛する自然派アーティストである。絵本の持つ魅力、絵本表現の可能性を、デビュー作「ピンク、ぺっこん」(徳間書店)以来、フレキシブルに探し続けている。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ブラチスラバ世界絵本原画ビエンナーレ金牌、日本...
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