この絵本の内容紹介あらすじ

暑い夏。木漏れ日がゆれている。
「昼ごはん食べたら、とんぼ池で遊ぼう」と、いっくん。
子どもたちみんなでおでかけです。

とんぼ池には、とんぼがいっぱい。
木のえだでつくったボートでこぎだそう。
カエルや、イモリ、ゲンゴロウもいるよ。

ヒグラシが鳴き始めた夕焼けの道。
赤トンボといっしょにかえろう。

たくさんのトンボたちと、水辺の生き物が登場する、人気ロングセラーシリーズ第11作。10ぴきのきょうだいたちは、ハグロトンボ、オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、ナツアカネなど、たくさんのとんぼたちと出会います。

アシの茎を登るヤゴ、オスがメスの上に直立するキイトトンボの産卵、水面に輪をつくってたまごをうむシオカラトンボ、水草の先に足をすぼめてとまり羽を休めるノシメトンボの群れ……。水辺にくらすトンボたちの生態のおもしろさや、卵/ヤゴ/成虫と姿をかえる命のつながりが、丁寧に描きこまれています。

絵本「14ひきのとんぼいけ」の一コマ
絵本「14ひきのとんぼいけ」の一コマ2