この絵本の内容紹介あらすじ

生まれる予定の日をとっくに過ぎてもなかなか生まれてこない赤ちゃん。それなので、お母さんは入院することになりました。

絵本「おかあさんがおかあさんになった日」の一コマ

お医者さんは大丈夫ですよっと言って、赤ちゃんの心臓の音を聞かせてくれます。

絵本「おかあさんがおかあさんになった日」の一コマ2

お医者さんが少し運動したほうがいいと言うので、お母さんは元気な赤ちゃんが生まれることを祈って病院のなかを散歩します。

それでも赤ちゃんは生まれてこないのでお母さんは心配でたまりません。そんな様子のお母さんをみんなが励ましてくれます。

お昼寝をしてシャワーを浴びると、お腹の中の赤ちゃんも気持ちが良かったのかピクピク動いたり、トントン動いたりします。

病院では、お父さんお母さんが赤ちゃんをしっかり育てられるように子育ての仕方を教えてくれます。

お散歩したり、お勉強をしていると、とうとう陣痛が始まりました。赤ちゃんがもう生まれたいと言っているようです。
ちょうどその頃、お父さんも病院に駆けつけました。いよいよ出産の準備です!

お父さんにもお医者さんにもみんなに励まされながら、お母さんは一生懸命頑張ります。
すると、オギャーオギャーの泣き声が聞こえてきました。みんなに見守られながら元気な男の子が生まれました。

赤ちゃんと初めて対面したときの気持ちはどんな気持ちだったでしょうか?
初めておっぱいをあげたときの気持ちはどんな気持ちだったでしょうか?

そんな、お母さんがお母さんになったときの素敵な気持ちを思い出させてくれる絵本です。

これからお母さんになる人は不安や心配がたくさんありますよね。そんな、これからお母さんになる人にとっても心を落ち着かせてくれる幸せいっぱいの絵本です。


『おかあさんがおかあさんになった日』絵本作家・長野ヒデ子さんインタビュー