この絵本の内容紹介
ねずみの兄弟達は、秋の森でかくれんぼをして遊んでいました。鬼役のサッちゃんは、隠れた兄弟達を次から次へと見つけていきます。
最初に見つけたのはクンちゃんで、次はおばあちゃんとトッくん。
さらにはゴウくんとナッちゃん、それからヨッちゃんも、あっという間に見つけてしまいます。
ニッくんとハッくんも見つけると、残すはロッくんだけ。
ところが、どれだけ探しても見つかりません。みんなで呼んでも出てきません。
ロッくんとキノコの秋祭り
「ねえ、ねえ、ろっくん みなかった?」
その問いかけは、クリタケ兄弟には届きません。ねずみの兄弟が尋ねた直後、何やら慌ただしく駆け出しました。
クリタケ兄弟は「せいや せいや」と掛け声をかけて、キノコの神輿を担ぎ始めたのです。
「わっしょい わっしょい」の掛け声が聞こえてくると、キノコの神輿を担いだカエル達もやってきました。
ドングリ達も「おりゃ おりゃ おりゃ」とキノコの神輿を担ぎ、あたり一帯はお祭り騒ぎです。
そうして、お祭りが一段と賑わい始めたとき、突然と山風が吹き荒れ……。
ピクトブック編集部の絵本談議
賑やかで楽しそうな秋祭りだね!
うんうん。
秋ならではの季節感が、実際に目の前に広がったようにも感じたよ。
黄色と赤と茶色の葉っぱがページ一杯に描かれてたね!
ところで、ロッくんは見つかったのかな?
それは読んでからのお楽しみ!
というわけで今回は、絵本「14ひきのあきまつり」のご紹介でした。