この絵本の内容紹介
さりがにつりにでかけたバナナえんの子どもたち。自分でざりがにをつることができなかったかっきーは、あーくんと取ったさりがにをいっしょに持ってかえりました。すると、「あっ、ざりがにがだっぴしている!」本物そっくりの殻に、みんな驚きました。
帰る時間になると、かっきーはあーくんにいいました。
「おれがとったんだ。だからおれがもってかえる。おまえはからをもっていけ」あーくんは泣き出しますが、かっきーの目はどんどん強くなっていきます。そして、あーくんは言います。「いいよ、ぼくいらない。かっきーにあげる」集団の中で、一人一人がいきいきと輝いている子どもたちを描き、本気のけんかを通じて、子どもの心の成長をとらえます。
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