この絵本の内容紹介あらすじ

ふりつづいていた雨がようやくやんで、森中に夏の太陽の光がさしこみました。

「シャツも パンツも シーツも パジャマも、みんな まとめて せんたくしましょ、と おかあさん。」

子どもたちみんなで、お母さんと川へせんたくにでかけます。

「みず つめたーい! きもち いいね。」

川についたら、子どもたちもみんなで、せんたくのお手伝い。

「ジャブ ジャブ せんたく、よっちゃん。
ペッタン ペッタン せんたく、ごうくん。
グッシュ グッシュ せんたく、さっちゃん。」

子どもたちはそれぞれ、個性豊かに、自分ができることを手伝います。洗濯板を川に浮かべて遊んでいたら、大変、洗濯板が流れていって……。

森の谷川を舞台に、明るい夏の光いっぱいに描いた、人気ロングセラーシリーズの第7作。
画面いっぱいに大きく描かれた川は、水面の波紋や川の流れまで、描き分けられています。
絵本を開いて、子どもたちと本を読んでいるだけで、川をわたる涼しい風、川のせせらぎが広がって行くようです。自然ゆたかな夏の谷川を描いた、暑い夏におすすめしたい1冊です。

絵本「14ひきのせんたく」の一コマ
絵本「14ひきのせんたく」の一コマ2