この絵本の内容紹介あらすじ

「みなさん、あしたは まちにまった たのしい えんそくです。おねぼうしないように。それから、おべんとう わすれずにね」

絵本「えんそくバス」の一コマ

園長先生がそう言うと、子ども達はおやつの話で持ちきり。チョコを持って行こうかな、キャラメルを持って行こうかな、クッキーを持って行こうかな……。遠足が楽しみで仕方がありません。

絵本「えんそくバス」の一コマ2

その夜、園長先生は明日の遠足のことが頭から離れず、なかなか寝つけません。子ども達と同じくらいに遠足が楽しみだったのです。

絵本「えんそくバス」の一コマ3

ところが翌朝、園長先生は時計を見てびっくり。時計は10時手前を指しています。なんと遠足に遅刻してしまったのです。

一方、子ども達は時間通りに全員集合。ひろみ先生の引率のもと、遠足バスに乗って出発です。

遠足バスは、右に曲がって、左に曲がって、ガタガタ道を抜けると、目的地の公園に到着です。子ども達は滑り台やブランコで目一杯に遊びます。

お昼が近づくと、そろそろお昼ご飯の時間。子ども達はお弁当を広げました。するとちょうどそのとき、園長先生が汗だくになりながら慌てて到着しました。

「よかった、おべんとうに まにあって」と言うものの・・・、寝坊したうえにお弁当を作ってくる時間もなかった園長先生。とても楽しみにしていた遠足は一体どうなってしまうのでしょう。