作:小泉 八雲(こいずみ やくも)
1850年ギリシアに生まれ、イギリスで育つ。アメリカ合衆国でジャーナリストとなって日本に渡り、島根県松江で小泉節子と結婚、帰化した。日本の伝説・奇談を好み、東大・早大で英文学を教えながら文筆活動を続け、「怪談」など多くの著作を欧米で出版した。1904年没。
作品一覧を見る訳:光吉 夏弥(みつよし なつや)
1904年11月20日、佐賀県唐津市生まれ。本名は「積男」。慶應義塾大学経済学部卒。翻訳家であり、絵本研究家。岩波書店刊の絵本『ちびくろ・さんぼ』(1953年初版)の翻訳者として知られる。ほかに、ハンス・アウグストとマーガレットのレイ夫妻の「ひとまねこざる」シリーズ、サマセット・モームの唯一の児童文学『九月姫とウグイス』の翻訳などを手がけた。1988年、没。
作品一覧を見る絵:平山 英三(ひらやま えいぞう)
1933年愛知県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。絵本に『とまとときゅうりさんとたまごさん』(童心社)、『ぽとんぽとんはなんのおと』(福音館書店)、奥さんの平山和子さんとの共作に、文章を担当した『おにぎり』(福音館書店)、平山和子さんの落ち葉の絵を構成した『落ち葉』(福音館書店)、さし絵に『少年動物誌』(福音館書店)、著書に『落ち葉の美術館』(桜華書林)などがある。長野県在住。
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