文・絵:ダーロフ・イプカー
1917年、バーモント州に生まれ、ニューヨークで育つ。著名な彫刻家であるウィリアム・ゾラックを父に、画家マルグリット・ゾラックを母にもつ。1923年に両親が買ったメイン州ジョージタウン島の農場で夏を過ごし、のちの1937年、夫のアドルフとともに引っ越す。デビュー作は1945年に出版された『小さいりょうしさん』(文/マーガレット・ワイズ・ブラウン BL出版)。この一冊により、独特のスタイルを確立し、以後30冊以上の子どもの本やヤングアダル...
続きを読む・作品一覧を見る訳:光吉 夏弥(みつよし なつや)
1904年11月20日、佐賀県唐津市生まれ。本名は「積男」。慶應義塾大学経済学部卒。翻訳家であり、絵本研究家。岩波書店刊の絵本『ちびくろ・さんぼ』(1953年初版)の翻訳者として知られる。ほかに、ハンス・アウグストとマーガレットのレイ夫妻の「ひとまねこざる」シリーズ、サマセット・モームの唯一の児童文学『九月姫とウグイス』の翻訳などを手がけた。1988年、没。
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