条件検索
絵本
人間を疑う母ぎつねと無邪気で人間を恐れない子ぎつねを通して、きつねも人間も親子の深い愛情があることがわかってきます。
幼くして母を失い、養子に出されるなど寂しい幼少期を送った新美南吉は、中学生時代から創作を始め、弱冠18歳で「ごんぎつね」を世に出しました。病に苦しみ、作家としての成功を前に29歳で世を去りましたが、その短い生涯を通して、数多くの童話、小説、詩、童謡、戯曲などを創作しています。物語性豊かでユーモアとペーソスに満ちたそれらの作品は、愛知県知多半島の風土を背景に、哀しみの中にも心の通い合いや美しい生き方といった普遍的なテーマが描かれ、死後7...
1976年埼玉県に生まれる。女子美術短期大学卒業。東京造形芸術学園絵本童話セミナーにて、石崎洋司先生に師事。2005年『デンデラノ』でジャイブキャラクター大賞優秀賞受賞を機に、執筆活動にはいる。