この絵本の内容紹介あらすじ

歌って、踊って、ドキドキして――
そっと背中を押してくれる、勇気と優しさの物語

まんまるなたぬきどんは、ある日、羽が一枚しかないセミのみんみに出会います。
みんみは、けがをしたコガネムシに自分の羽をあげた、心優しいセミ。
でも、ほかのセミからは「へんてこりん!」と笑われ、「お前を好きになるセミなんていない」と、からかわれてしまいます。

落ち込むみんみに、たぬきどんは言いました。
「みんみは せかいいち やさしいセミだ ぜったい すきになってくれるこが いるよ!」
みんみを好きになってくれるセミを探すため、ふたりは森へ出かけます。

みんみは歌い、たぬきどんはポンポコとおなかをたたき、楽しい音楽にまんまるな仲間たちも加わって大合唱!
そんなとき、助けを求める声がひびきます――

勇気とは、“強い優しさ”。
みんなと違うことや、認めてもらえないこともある。
それでも誰かを助ける優しさが、未来をひらく。
笑って、踊って、ちょっぴりドキドキ。
読み聞かせにもぴったりな、友情と勇気の物語です。

編集者からのコメント

生きづらさを感じている人、自分に自信が持てない人、何かに挑戦しようとしている人へ。
そして、もちろん、子どもたちへ。
本作は「みんなと違うこと」「認めてもらえないこと」に傷つく心にそっと寄り添いながら、“勇気=強い優しさ”というメッセージを軽やかに、そして力強く伝えます。

作者は、1作目『たぬきどんとぽぽまる』(2021年)で、優しくあたたかな読後感を生み、多くの読者の心をつかんだ、おかざきあんこさん。
今作の原案は5年前から。
「次を楽しみにしている」という多くの声に応え、新しい画材にも挑戦しました。

勇気が必要なときや、くじけそうなとき、読者が心の軸を見失わず歩いていけるように、その背中を押せることができたら……。
読み終えたあと、きっと心に小さな花が咲く――
そんな一冊を、自信をもってお届けします。

絵本「たぬきどんとみんみ」の中面
絵本「たぬきどんとみんみ」の中面2
絵本「たぬきどんとみんみ」の中面3
絵本「たぬきどんとみんみ」の中面4
絵本「たぬきどんとみんみ」の中面5