この絵本の内容紹介あらすじ

豊かさを知り、争いも覚えた人間は、再び自然と共生できるのか

そこは、世界のはざま。
一頭の鹿が森への路を駆け上がる。

「おかしい、嫌な予感がする」 「この森に雪が降ったことなんて、今まで一度も無かったのに」

いつもあたたかな光に包まれている神々の森に不気味な暗闇が広がっていた…


稲作を始めた村に、豊穣を司る鳥の神「たまゆら」を招くためにやってきた、鹿のミカク。
しかし、たまゆらは、稲作を始め争うようになった人間を嘆き、怒った縄文の神「ヨルノカミ」によって、氷の中に閉じ込められてしまった。

ミカクは、たまゆらを取り戻すことができるのか。
そして人間は、ヨルノカミの怒りを鎮め、再び神々とともに暮らし、自然と寄り添い、共存していくことができるのか?

愛と祈りに満ちた、“ヒト”と“カミ”が共に暮らす時代を、美しいイラストとともに紡ぐ、古代ファンタジー!

編集者からのコメント

近年、米不足や野生動物たちとの共存など、自然に起因する問題が多く取り上げられるようになりました。明確な正解が出せないまま、この世界はどんどん変化しています。
我々は、自然や信仰について、未来にどう伝えていくべきか。そのヒントが、“稲作”の豊かさを残してくれた先人たちの暮らしにあるのではないかと考えさせられる作品です。
今作を手掛けるのは、『そして、キミは龍になった ~天草四郎伝説~』(第12回絵本出版賞 ストーリー部門煌めきフューチャー賞受賞作)を世に出した、てまり鳩&なんぶコンビ。
その美しい世界観を楽しんでください!

絵本「とおかみ 笑みため」の中面
絵本「とおかみ 笑みため」の中面2
絵本「とおかみ 笑みため」の中面3
絵本「とおかみ 笑みため」の中面4