この絵本の内容紹介あらすじ

一歩ずつの成長を描いた、実話をもとにした創作童話

雨の朝、ひとりで街へ出かけた少年「えくや」。
道の途中で出会ったのは、ふんわりと空にうかぶ「雨粒ほうし」でした。
一緒にしりとりをしたり、言葉を交わしたりするうちに、段々とえくやの心ははずんでいき…

日々のやり取りを通して、コミュニケーションや“気づく”ことの大切さを伝えてくれる絵本です。
ほんわかした優しい絵とともに、“できるようになる”喜びや、母と子の対話、そして見守る愛を、幻想的な物語にのせて描いています。
子どもに読み聞かせながら「気づき」「思いやり」を育てたい親御さんに。また、保育・教育・特別支援の現場でも活用しやすい内容です。

編集者からのコメント

本作は、発達がゆるやかな著者の息子さんが日々の暮らしの中でみせた可愛らしい姿と、療育の経験をもとに綴られています。
育児に悩んだ日々も、笑顔に救われた瞬間も、すべてがかけがえのない「輝きの時間」。
誰もが「気づき」を重ねて成長していきます。完璧でなくていい、気づくことが成長の第一歩。
この物語が、子どもたちを支えるすべての親や先生の心に寄り添い、一人ひとりの子どもたちの中にある小さな光を見つけるきっかけになるようにと願っています。

絵本「ぼくが輝いた日」の中面
絵本「ぼくが輝いた日」の中面2
絵本「ぼくが輝いた日」の中面3