この絵本の内容紹介
原爆や原発のこと、地球くんの視点から伝えます
「ぼくはちきゅう。これからぼくのうえでおこっているおはなしをします」
地球くんが教えてくれるのは、大きな恐竜がいん石で絶滅したこと、小さな哺乳類が進化してきたこと、人間社会が生まれ、助け合ったり、けんかしたりしてきたこと…
そして、その中で生まれた「原爆」と「原発」が人と地球にとって、どんなに恐ろしく危険な存在か、ということ。
「いちどに たくさんの げんばくや げんぱつが はかいされると ぼくは ばくはつして なくなってしまいます」
「きみは どうしますか?」
どうして原爆が作られたのか、どこの国に何発あるのか、原発はどんな事故を起こしてきたのか。
大人も子どもも、地球くんの目線からわかりやすく学べます。
切り絵独特のタッチで生き生きと表現された、動物たちや人の生活の様子もみどころです。
編集者からのコメント
長年、解剖学の教授として研究を続けてきた著者。
幼少期の戦争体験から、「原爆、原発、戦争の恐ろしさを伝えたい」という思いが込められています。
世界で起こった惨事をくりかえさないように、次の未来につないでいくための作品です。
親子での読み聞かせや、小学校の教材としても、ぜひご使用ください。




