この絵本の内容紹介あらすじ

“ちがう”ってたのしい!
あなたの「おおきい」は、だれかの「ちいさい」かも

ある日、アリさんがふうせんを見つけました。
膨らませると、「おっきくなった!」
でも、人間のミオちゃんにとっては、まだ「ちいさい」みたい?

同じものでも見る立場によって見え方が変わること、お互いの違いを認めあう大切さを分かりやすいセリフとかわいいイラストで伝えていきます。

編集者からのコメント

アリにとっては大きなふうせんも、人間にとってはまだまだ小さい。
さらにその人間も、宇宙という広大な視点から見ると、ほんのひとかけらに過ぎない。
小さな世界と大きな世界、違うように見えても、すべては一つの宇宙の中でつながっている――。

視点の違いを知り、お互いを認め合いながら共に生きていく「多様性」と「共生」の大切さを、子どもたちにも自然と感じてもらいたい、という願いが込められている本作。
0歳からの読み聞かせにもぴったりです。
大人にとっても、ふと立ち止まって「物事にはさまざまな視点がある」ことに気づかせてくれます。

絵本「ふうせん」の中面
絵本「ふうせん」の中面2
絵本「ふうせん」の中面3