この絵本の内容紹介あらすじ

「いまの気もち」って、どんなことば?
いっしょにさがしてみよう!

ここは、「ココロ」についてまなぶ教室。
どんな気もちも 自分から出てくる大切なもの。
よく味わってみてね。

さあ、1じかんめは「あたまの中にうかんでくるもの」を考えてみよう。
自分? 家族? 友達?
それは、たまに? いつも? あたまからはなれない?
指をさして教えてね。

本書は「自分の気持ちって、なんだろう」からスタートし、少しずつ心の言葉を見つけていくためのレッスンブック。
気持ちに名前をつけられるようになったり、うまく伝えられるようになったり――
そんな「こころがちょっと軽くなるコミュニケーション」を育むための一冊です。

心の学校の「コール先生」を案内役に、表情、しぐさ、短い言葉など、さまざまな気持ちの伝え方を紹介します。
自分のペースで、無理なく心と向き合えるつくりになっています。
気持ちに名前をつける、かたちにする、誰かと分かち合う――
感情を整理し、伝える力を育むプロセスをサポートします。

いろいろな感情を表現した、ポップでカラフル、個性的なイラストにも注目。
大人も子どもも一緒に楽しみ、話しながら進める“こころのコミュニケーションブック”としても、おすすめです。

編集者からのコメント

気もちをことばにするって、むずかしい。でも、伝わるとうれしい。
子どもの豊かな「気もち」を育てるには、まず“気づく力”から。
『あのね、いまのきもちはね』は、子どもが自分の気もちに気づき、安心して伝える力を育みます。

作業療法士・公認心理師として、たくさんの現場で子どもたちと向き合ってきた著者。
だからこそ、「今」、保育や教育、家庭で、本当に必要とされている心のサポートツールとして、この本を作り上げました。

特に手に取って欲しいのは、自分の気持ちを言葉にするのが少しむずかしい子どもたちや、その保護者、先生など、子どもたちと関わるすべての大人たち。
ギフテッドや発達に特性のある子どもたちにも、やさしく寄りそいます。
「ちゃんと聞いてるよ」「言ってくれてありがとう」そんな親子の対話のきっかけにも。
その時には、子どもだけでなく大人も新しい「気もちのことば」を見つけられるかもしれません。

絵本「あのね、いまのきもちはね」の中面
絵本「あのね、いまのきもちはね」の中面2
絵本「あのね、いまのきもちはね」の中面3
絵本「あのね、いまのきもちはね」の中面4
絵本「あのね、いまのきもちはね」の中面5