この絵本の内容紹介あらすじ

「どうぶつにもやさしい心があるのね」
思いやりのタネから広がる、あたたかくて美しい世界

都会のある町に、おばあさんが住んでいました。
おじいさんを亡くしてからずっと一人暮らし。
そこに、ある日、一匹のあらいぐまが現れました。

「まあ、そんなにこわがらなくても大丈夫。こっちへいらっしゃい」

おばあさんはあらいぐまに食べ物をわけてあげ、交流が始まります。
しかし、町の人々はそれを良く思いません。
あらいぐまをじゃまものと決めつけて、捕まえようと見張っています。

それでも優しく接してくれるおばあさんでしたが、やがて具合が悪くなってしまい、あらいぐまはおばあさんへ恩返しをします。

現代社会にあるさまざまな問題について互いに思いやる心の大切さを教えてくれる作品。

編集者からのコメント

著者の思いが込められた言葉の一つひとつ、そして描かれた美しく優しい世界に胸を打たれます。
人間と動物が共生し、人間同士も助け合い笑顔あふれる「ひまわりまち」。
あなたも思いやりのタネから、大きなひまわりの花を咲かせてみませんか?

絵本「ひまわりまち」の中面
絵本「ひまわりまち」の中面2
絵本「ひまわりまち」の中面3