この絵本の内容紹介あらすじ

「みんなよく考えて! なにが好きでも自由でしょ! わたしはわたしよ!」
LGBTQ+、多様性について考えるきっかけに

アンテス王国では、男は男らしく、女は女らしくするのがルールです。
でもこぶたのラピズは、運動が苦手でお花が好きな男らしくない男の子。
親友はぜんまいねこのペケーニャという女の子で、ペケーニャはラピズの良さをわかってくれます。

ラピズとペケーニャは、王国のスーパーヒーロー、サンダーZをいつものようにテレビで応援していました。
ひょんなことから、サンダーZが女ものの下着を着けていることがばれてしまい、国民たちはいっせいにサンダーZを攻撃し始めます!
ラピズとペケーニャはいても立ってもいられず、サンダーZを助けに行きます。
仲間になったラピズ、ペケーニャ、サンダーZは国を変え、自分らしく生きようと決めますが……

多様性を認めること、自分で考えることを子どもたちに伝える絵本です。

編集者からのコメント

マイノリティであったり、目立っていたりすると、ときに周りから攻撃されることがあります。
それでも自分らしく生きる楽しさを、子どもたちに伝える絵本です。
バッシングが過熱しやすい現代を風刺する要素もあります。
メディアや世論に流されず、情報を見きわめるきっかけにしてください。

絵本「こぶたのラピズとサンダーZ」の中面
絵本「こぶたのラピズとサンダーZ」の中面2
絵本「こぶたのラピズとサンダーZ」の中面3
絵本「こぶたのラピズとサンダーZ」の中面4
絵本「こぶたのラピズとサンダーZ」の中面5