この絵本の内容紹介
もし、きょうだいが重い病気になったら……?
実話をもとにした家族のおはなし
あゆみには ひとつ年下の いもうとがいます。
いもうとのかおりが あゆみの大切なくまちゃんと あそんでいます。
「あっ! だめ! かえして!」
かおりはぎゅっとにぎって はなしません。
「もー、どうしたの? またけんか?」おかあさんがきて いいました。
「かおりちゃんなんて だいっきらい! あっちいって!」
泣いているかおりを おかあさんがなぐさめていると……
「あれ? これなにかしら?」
かおりの目の様子が いつもとちがうことに気がつき おかあさんは 大いそぎで病院へ行きました。
次の日から、いもうとにも両親にも会えない……
私のせいなの?
病気や障害を持つきょうだいがいる子どもが、自分のこころとどう向き合うか?
葛藤の中で主人公が成長していく過程を、実話をもとに描いた絵本です。
編集者からのコメント
幼いきょうだいのうち一人が病気になると、どうしても他のきょうだいへのケアが不十分になりがちです。
ケアが不足したお子さんは、寂しさや孤立感、自己肯定感の低下など、特有の悩みを抱えやすくなってしまいます。
著者自身も、次女の看病と長女のケアを通して、この難しい問題を経験しました。
この絵本は、「網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)」という病の啓発であるとともに、病気で苦しむ人を支えている家族を応援する作品です。
![絵本「だいすきっていいたいよ」の一コマ](https://pictbook.info/wp-content/uploads/2025/02/ad60e11e18cd74590af2cb1afc0d45b7.jpg)
![絵本「だいすきっていいたいよ」の一コマ2](https://pictbook.info/wp-content/uploads/2025/02/0f1869172a3b9e6628bbe4c881c59340.jpg)
![絵本「だいすきっていいたいよ」の一コマ3](https://pictbook.info/wp-content/uploads/2025/02/08ccec3d448f2fe427bd66d199d21b08.jpg)
![絵本「だいすきっていいたいよ」の一コマ4](https://pictbook.info/wp-content/uploads/2025/02/10df14707d28bc31dcb8a74bc1923dca.jpg)
![絵本「だいすきっていいたいよ」の一コマ5](https://pictbook.info/wp-content/uploads/2025/02/1dee27de316643b385e1b41bbadaca3b.jpg)