この絵本の内容紹介あらすじ

そこは、命と運命を作る場所
大切な人とはきっとまた巡り合える

仕事で疲れ果てたある日、気持ちよさそうに眠る本屋の主人に出会ったピア。
彼と一緒に眠ることで、次第に安らぎを取り戻していきます。
本屋の主人は、読むと眠くなる本を書いており、そのおかげでピアも再び眠れるようになったのです。

感謝の気持ちを込めて、ピアは本屋の主人に寝ながら移動できる乗り物を作って贈りますが、悲しいことにその乗り物で事故が起き、彼はいなくなってしまいます。

再び眠れなくなったピアは、彼に再会するために乗り物を修理し、彼のもとへ行こうと決意。

しかし、その乗り物を完成させた瞬間、またもや強い眠気に襲われます。
起きてみると「命と運命を作る場所」にいました…。

突然の別れに傷つき泣いた人へ。
手に取った人の小さな希望になればと思い、描きました。
―作者より

編集者からのコメント

主人公であるピアが出会いと別れを経験しながら、自分がどのように誕生したのかを知る旅。
命と運命、そして再生についてを描いた作品です。
大切な人を失うと、その人との思い出や絆がどうしても頭から離れなくなることがあります。
そんな時にこそ、この絵本を開いてほしい。心の痛みを少しずつ和らげてくれます。

絵本「運命を考える」の一コマ
絵本「運命を考える」の一コマ2
絵本「運命を考える」の一コマ3
絵本「運命を考える」の一コマ4
絵本「運命を考える」の一コマ5