この絵本の内容紹介
「どうしてひとはあらそうの?」
小さなヤヤが見つけたみらいへの一歩
小さな村で、かあさんとばあちゃんと3人で暮らすヤヤ。
ある日、木の実を取りにばあちゃんと山へ出かけると 村のほうから突然、かあさんの笛の音が聞こえました。
見下ろすと、村のほうが赤く燃えあがっています。
ヤヤはおおいそぎで戻りましたが 村は襲われ、何もかもが焼けてしまっていました。
ばあちゃんからかあさんの笛の話を聞き、ヤヤはみんなと生きる道を見つけていきます。
「この よのなかは たのしいこと ばかりじゃない。なきたいことが たくさんある。それでも あるいて いきていくんだ」
争いの意味について問いかける物語。
編集者からのコメント
争いで大切な家族や村を失ったヤヤは、前を向いて一歩踏み出せるのか…。
「なぜ争いが起こるのか」みんなで考えていくための物語です。
大切な人を亡くした方に寄り添いたいという願いも込められています。