この絵本の内容紹介あらすじ

不器用なお父さんとぼく。そして、もういないお母さんの物語

朝、起きるとぼくは学校へ行くしたくをして、お父さんのいるキッチンへ向かう。

以前は、お母さんが料理して、お父さんがコーヒーをいれていた。
いまは、お父さんが料理して、ぼくがコーヒーをいれている。

ある日、ベッドから抜け出して…

ふと、ふりかえると、雲の上へ突き抜ける大きな木が立っていた。
見上げると、あっ!お母さん、ふんわりわらっている。

大切な家族を亡くした方にそっと寄り添う絵本です。

編集者からのコメント

当たり前になっていた日常が突然変化すると、戸惑って、どこか無理してしまいます。
2人の静かな変化は親子の絆を感じさせ、読者の心を解きほぐします。
美しい水彩画にも注目。大切な人を思い浮かべながら、読んでほしいです。

絵本「赤い実」の一コマ
絵本「赤い実」の一コマ2
絵本「赤い実」の一コマ3
絵本「赤い実」の一コマ4