この絵本の内容紹介
黒い毛、こげ茶色の毛、金色の毛 畑で自分の毛をつくる!?
猫のにゃごさんのおはなし
けづくろいを仕事だといって のんびり過ごしている、猫のにゃごさん。
ある日のお散歩中、かたつむりのむんちゃんに「けづくろいは 仕事ではないぞ! 仕事は だれかの役に立つことだ!」と言われてびっくり。
自分は誰の役にも立っていないなんて…
「にゃおーん! これから ひとのために がんばるぞー!」
たくさんたくさん考えて思いついたのは、なんと毛をつくること!
畑を耕し、自分の美しい毛を蒔いて、一生懸命お世話します。
黒、こげ茶、金色の毛はぐんぐん育ち…
三色の美しい毛は、どんなひとたちの役に立つのかな?
突拍子もないアイデアに思わず笑ってしまう、可愛いにゃごさんのお話です。
編集者からのコメント
猫がお仕事をしようと考えたら、こんなことになるなんて!
面白い発想に、思わず笑ってしまう絵本です。
著者の猫愛あふれる、にゃごさんの表情や、背景に描かれている秋田県の美しい風景も大きな魅力。
猫好きな大人も楽しく読めるので、ぜひ親子で読んでいただきたいです。