この絵本の内容紹介あらすじ

”くるりんしっぽは しあわせをつかんでくれる”

かやねずみのラルゴは、兄弟のなかでひとりだけ しっぽの先がまるまっています。
「くるりんしっぽは しあわせを つかんでくれるのよ」
母さんが教えてくれました。

家族のために食べものを探しに出かけたラルゴが すいよせられるように出会ったのは ちいさな家でひとり、楽器を弾くおじいさんでした。

おじいさんが演奏をはじめると、音のつぶがあふれだし 楽しい思い出たちが次々と現れてダンス、ダンスーー
ラルゴもおじいさんの世界に引き込まれていきます。

曲がおわり、あわててかくれると 窓のすきまにはクルミが置いてありました。
それから、ラルゴは毎日おじいさんの家を訪れるようになります。

編集者からのコメント

のむらうこさんの絵本はさまざまな素材を切り貼りしてつくられ、海外でも大人気。
(『まんげつのよるのピクニック』は、タイ語・簡体字・繁体字に翻訳され、出版)
第3弾は、音楽を通して人間と動物のきずなを描く感動作です。
こまやかな表現ひとつひとつをじっくり鑑賞してみてください。見るたびに発見があるはず♪

絵本「くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ」の一コマ
絵本「くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ」の一コマ2
絵本「くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ」の一コマ3
絵本「くるりんしっぽのラルゴとのはらのしらべ」の一コマ4